韓国ドラマ サンオ(サメ) 資料室

sangeo.exblog.jp ブログトップ

19話 前半

未熟な耳で聞き取っています。
この先、韓国の方が聞きとり書き起こしたセリフ等の記事がUPされたら内容の修正を行います。




カン・ヒスが影に怯えている。
「影??あんた・・そうだ・・忘れるはずがない!!!」
過去の恐怖に叫ぶカン・ヒスの勢いにハン・ヨンマンもが驚き後ずさる。
「覚えてないのか?俺を・・」カン・ヒスがハン・ヨンマンの胸ぐらを鷲掴む。
「お前覚えてないのか!覚えてないんだろ!」
ハン・ヨンマンが怯え首を横に振る。
「お前覚えてもいなやつなんだっ・・」
ハン・ヨンマンがカン・ヒスの口を塞ぎ、声を抑えるとそのまま押しこみカン・ヒスの家の中に押し入った。
揉み合う二人、床に落ちる封筒。
「俺がどれだけ苦しんだか」大声で罵るカン・ヒス。
耳を塞ぐハン・ヨンマンの目に映るのは亡霊のように歪むカン・ヒスの顔。

「ヤーーーーッ!」
何かに突き動かされるようにカン・ヒスの首を締めるハン・ヨンマンが懇願する。
「頼むやめてくれ・・頼むやめてくれ・・」
もがくカン・ヒス。
それでも手を緩めないハン・ヨンマン。
力尽き、目を開いたまま動かないカン・ヒス。 
自分の目の前に広がる出来ごとに驚くハン・ヨンマンが玄関の封筒を拾い上げると慌てて部屋を飛び出した。
クローゼットから出てくるチェ・ビョンギが目を開いたままのカン・ヒスを見降ろしている

オープニングタイトル ―19話―

アタッシュケースから拳銃を取り出したイスが温度の無い瞳で、拳銃を掴んだイスがグルリと首を捻る。
イスに着信 示している相手名は<ヘウ>
イスの目だけ移し壁にかかるオルフェウスを見る。
鳴り響く着信音。
イスが思い出のオルフェウスに一歩ずつ近づいて行く。
「フリカエルナ オワラセルンダ ハン・イス」
感情を失った声の凍りついたイスはそう呟くと部屋を出て行った。

マンションのロビーを迷わず進み車に乗り込むイス。
その様子をチャン・ヨンヒが見かけ、心配そうに眉根を寄せた。

ヘウは不在着信の音声に耳のヘッドセットを外した。
そこへ着信「はい、おじさん」「ユン教授に事実を確認したって?」
その言葉にキム・スヒョンが思わず振り返る。

暗い目で車を走らせるイス。
ロバート・ユンは影を自分の父だと指差した・・
イスに再びヘウから着信があるが、イスはまた無視をした。

チャン・ヨンヒがイスの部屋に隠した盗聴器を外し、電源を切った。
ふっと見まわした部屋のイスの机の上に広げられたままの銃が入っていたケースに気付く。
慌ててかけより中を見るが、拳銃はすでに無い。
溜息をついたチャン・ヨンヒにヘウから着信。

「申し訳ありませんが、キム・ジュン代表が自宅にいらっしゃるかご確認いただけますか?」「先程、外出致しました。何かございましたか?」「どこにいらっしゃったかおわかりですか?」「おっしゃいませんでした。ご連絡がつきませんか?」「電話が繋がらないんです」「お急ぎですか?」「またご連絡させていただきます・・」
電話を切ろうとするヘウの動きをチャン・ヨンヒの声が止める。

「・・チョ検事!代表が拳銃を持って出て行きました」
ヘウがその言葉に動揺し、慌ててエンジンを掛けまた車を走らせる。

イスがチョ・サングク宅の廊下を歩いてくる。
リビングの入口でパク女史が迎える。
「どうなさいましたか?」「会長はどこにいらっしゃいますか?」「書斎に居られます。いらっしゃったことをお伝えしましょう」「いえ」「あの!」

ただならぬ表情で書斎に向かおうとするイスをパク女史が引き止める。
「私と話しましょう」
イスを止めようとする優しい手をそっと降ろす。

イスは書斎の扉をノックもせずに開くと、カチャリと鍵を掛けた。
イスが仄暗い部屋を進み机の前に歩み寄る。
「何の用だ」

腰に隠した拳銃の安全装置を外し、イスが拳銃をまっすぐチョ・サングクに向けて構える。
「最初からこうするべきだった」
イスを見据えるチョ・サングク。

パク女史が部屋の外から取っ手を掴み、開かない扉を何度も開こうとする。
その時ヘウが帰宅した。
「イスが書斎に居るの。中から鍵をかけてしまって・・」「鍵を下さい」「鍵は会長だけが持っているのよ」
ヘウが扉の前で中の二人を案じている。

暗い部屋で拳銃を構えるイスが言う。

「あなたのような人間はこの世に存在してはいけなかったんだ。証拠、真実、証明・・あなたには贅沢なだけだ。」「正直になれ。君は真実を受け止める自信がないだけだ、そうだろう!」「あなたに真実という単語を口にする資格はない」「お前には資格があると思っているのか?」「あんたと俺は違う!!チョン・ヨンボあんたがのし上がったその座は!!罪無き人々の命を踏みつけて立つ墓なだけだ」「はっはっは!独立運動の闘士のようだな。復讐心さえ克服できぬ情けないやつの言い草だ」「黙れ!」
イスが感情のままに引き金に手を掛けた時、ヘウが叫ぶ。

「ダメよ!イス!」
その言葉にイスが扉の向こうへ首を向ける。

「こんな風に終わらせても虚しいだけよ。間違ったことを正すこともできず、何も明らかにできない。あなたが殺人犯になるだけよ。あなたは今、逃げようとしているのよ。私がそうだったようにあなたも今、逃げようとしているのよ。あなたが今まで探してきた真実よ、あなたに想像できなかった恐ろしい真実に向き合うことになっても逃げてはダメよ。私達のせいじゃないわ、あなたも私も、自分たちにできる事をするしかないの。1人の人間の死で終わらせてはダメなのよ・・イス。」

ヘウの言葉にイスの手が震える。
「あなたのお父さんは真実を明らかにしようとしていた。過ちを悔い自ら許しを請う、誰にでもできることじゃないわ。ハン運転手の死を無駄にしないでイス。お願だから自暴自棄にならないで」

イスがゆっくり拳銃を降ろす。
「私を撃て。お前の手で死ぬのも悪くない。血は争えないものだと殺人者の息子であるお前が結局証明するのだからな・・」

チョン・ヨンボがイスを挑発する。
再び鋭い瞳で銃口を向けるイス。
「何を躊躇う!ここには君と私の二人だけだ」「ダメよイス!やめて!」「私は今死んでも悔いは無い。私が生きてきた時間を絶対に後悔しない。無残な時代を生き抜くために已む無く選択しただけだ」「無残な時代だっただと?あの時代を無残なものにした張本人は誰だ。まさにあんたのような人間たちだ」「お前たちが受けている贅沢は誰のお陰だと思っているんだ。戦争によって破壊された祖国の未来のために今まで私は最善を尽くしてきた。誰であろうと私を非難することはできぬ!私は愛国者だ!」「あんたはやっぱり救いようが無い」
イスが迷わず引き金を引いた。

*このセリフの時、チョ・サングクは口元しか映されていません。これはチョ・サングクと言う役を使った代弁だと思われます。*

チョン・ヨンボがビクリと動き、扉の外のヘウが息をのむ・・パク女史も突然の音にビクリと身を揺らし明るいリビングに居る二人は固唾を飲み込んだ。

・・・・・書斎に座る主、チョン・ヨンボの背後にある窓ガラスが割れていた。
「あなたは楽に死ぬ資格もない」
冷静にイスはそう告げると書斎を後にする。

扉の外に出てきたイスがヘウの顔を見つめる。
その目を見たヘウが書斎の中に走り込む。
「おじいさま!」
チョン・ヨンボが怒りに震えている。
「おじいさま・・大丈夫ですか?」
駆け寄るヘウの頬をチョン・ヨンボが思いきり叩く。
「今までお前を信じ、お前の為に生きてきた私自身が悔やまれる」
孫娘の判断に祖父が泣いている。

「イス・・」
パク女史が出て行こうとするイスを呼びとめる。
「絶対に悪いことは考えたらダメよ。わかったわね?」
立ち止まり振り返ったイスが優しい顔で黙って頷いた。

自室のソファーに座りうなだれるヘウの横に座りパク女史が優しく声をかける。
「ヘウ・・大丈夫?」「大丈夫じゃないの」「辛かったわね。すごく辛かったのね」
ヘウがようやく自分の辛い胸の内を吐きだした。

オ・ジュンヨンは父が眠る病室で、父が懸命に伝えた真実について考えている。
「チョ会長なんですか!お父さん」「YES」
「お義父さまの事故は他に犯人が居るわ」
「僕が生きていて残念でしたね。お父さん。」
オ・ジュンヨンが立ちあがった。

警察署ではビョン・バンジンとキム・スヒョンが事件について話している。
「やっと辻褄が合ってきたな・・ハン・ヨンマンがカン・ヒスを殺害してその時に文書を手に入れたんじゃないかって」「カン・ヒスさんの文書を手に入れるためにチョ会長が殺人教唆をしたと仰るんですか?」「そうじゃないだろう」「そうじゃないとは?」「カン・ヒスの殺害現場を見ると偶発的な殺人だった。指紋が残ってないことも気にかかっていたが・・」「指紋が残っていないなら計画的でしょう?」「確証はないけれどハン・ヨンマンさんが犯人ならきっと偶発的だったはずだ」「根拠は?」「ハン・ヨンマンは殺される前に真実を明かすと息子に電話している。今まで文書の内容を言っているんじゃないかと考えていたが、どうもカン・ヒスの殺害を自白をするつもりだったと思う。殺害された場所が警察署の前だったし」「そうだったとしてもカン・ヒスを殺したという事実は変わりません。悪質な拷問官だったってことも」「それはそうだが、自首を決意するのは簡単なことじゃない。それからハン・ヨンマンが、最後に会わなきゃならない人がいるってことも聞いた。カン・ヒスの家族に会おうとしていたのかも知れない」「ははっ・・それはないです」「どうしてそう思う?」「あぁ、そんな風に思っただけです」「あ!こんなところへどうした?」

オ・ジュンヨンがビョン・バンジンの元を訪れている。
「チーム長にお訊きしたいことがあって来ました」「俺に?」「ええ。お久しぶりだね」「ハイ。行きますね」「あぁ」
オ・ジュンヨンにペコリと頭を下げ、キム・スヒョンがビョン・バンジンの元から立ち去って行く。

「聞きたいことって何だ?」「僕に何も隠さずありのままの事実を仰って下さい」

警察署を出たキム・スヒョンの脳裏にチェ・ビョンギの声が蘇る。
「君の父親を殺したのはハン・ヨンマンだ。私が直接見たのだからな」

「まだチェ・ビョンギがチョ会長の支持を受けた証拠は何もない。相手がチョ会長だから殺人の対価として払われた資金を追跡するのは現実的に不可能だ」「はぁ・・・とても信じられません。他の人ならともかくなんでお祖父さんが・・信じられません」「そうだろうな。ヘウもそうだったから・・今はチェ・ビョンギを捕まえてチョ会長の指示を受けたとの自白をしか他に方法がない」「文書の内容がなんなのか知っていらっしゃいますか?」「いや、文書を直接見てはいないから推測するしかない」「推測される内容は何ですか?」「今は知らない方がいい」「チーム長・・」「いつか真実が明らかになったその時に知っても遅くない」「はぁ・・・」

事実を知りながら打つ手がない現状にオ・ジュンヨンが溜息をついた。

ヘウは電話をかけるが不在着信が応答する。
バッグを持ち立ち上がるヘウ・・そこへビョン・バンジンから着信。
「イスからまだ連絡はないのか?」「何!」

ヘウから書斎で起きた事を知ったビョン・バンジンが思わず立ち上がる。
「電源も切ってるのか?…アイツいったい何を考えているんだか」「受け入れるのは辛いと思います。今までイスが信じてきた事が・・ですから。とても不安です、もし良くない事を考えているとしたら・・いいえ、そんなはずありません」「そうだ、そんなはずはない。ああ、それとへウ‥さっきジュンヨンが来たんだ。」「オッパがですか?」

警察署を出てきたオ・ジュンヨンが空を見上げる。
そこには満月。

漢江の橋の下に立つイス。
そこへカヤホテルのキム秘書がやってきてUSBをイスに手渡した。
「チョ社長が保有する国内銀行の口座と米国と日本で購入したリストとペーパーカンパニーの内容が入っています」「お疲れさま」「いいえ」「明朝の飛行機ですよね?」「はい」「楽しい旅行になるよう願っています」
キム秘書が頭を下げ、イスに別れを告げた。

暗い書斎ではチョ・サングク会長がイスとのやりとりに憤りを隠せずにいた。
010-730-2316から着信(もしかしてこれ、7/30 23:16分?)
「チョ・サングク会長でいらっしゃいますよね」「誰かね?」「キム・スヒョンといいます。カン・ヒス氏の息子です」
チョ・サングクが息を飲む。

「私に電話する理由はないと思うがね」「会長と取引をと」「「取引?」「全てご存知でしょう?今まで私がハン・イスに騙されてきた事を。ハン・イスにどうやって仕返しをしようか考えて、会長に電話しました」「それで私と何の取引をしようというんだ?」「会長の望むことを私がしてさしあげますから会長も私が望むものを下されば良いんです。お気に召さないならやめましょう」「私が望む事だと?ハン・イスを消せるか?」「それだけで良いんですか?正直チョ検事も一緒に終わらせたいんですが・・。それがハン・イスをもっとも苦しませる事だから」「へウは手を出すな!ハン・イスだけ消えればいい」「そうしましょう」「君の望むものは何だ?」「50億です」「ふっふっ・・結局は金だけか」「韓国で殺人者として生きていけないでしょ?現金で・・・チェ・ビョンギ・・下さい」「チェ・ビョンギ?」「ハン・ヨンマンはすでに死んだし、チェ・ビョンギだけでも私の手で処理したいので。父の人生を滅ぼした奴ですから。どっちにしろ会長もあいつを消すつもりだったでしょう?チェ・ビョンギもハン・イスも私が処理して差し上げます」「その代わりに条件がある。ハン・イスが死んだという確実な証拠を見せてもらうぞ。金はその後だ」「それは当然です。そのかわり後で違うってのは無しですよ。今の通話内容はすべて録音してますからね」「仕事が終わったら連絡しろ」
通話前と違い落ち着きを取り戻したチョン・ヨンボ。
「いけば一挙両得で、ダメでも・・だけは。ふっふっふ・・」

漢江の橋の下で後ろ手で佇んでいるイスの回想・・
「今日、必ず合わなきゃならない人が居るんだ」
深く息を吐き車に戻り乗り込もうとしたイスに着信<友>キム・スヒョンからだ。
イスは躊躇いながら電話に出る。
「俺だ」「どこですか?家です?」「外だ」「僕がそこに行きます。ちょっと会いたいんですが」「ナ・・ナニカあるのか?」「そうじゃなくてただヒョンと酒でも飲もうかと思って」「今日は疲れてるんだ。明日会おう、スヒョン」「わかりました」「・・スヒョン?」「はい」「ゴメン」「何故そんなこと言うんです?」「明日電話するから」「待ってます」

ロバート・ユンが帰宅するとハン・イスが待っていた。
時計をチラリと見るロバート・ユン。
「遅くに申し訳ありません」「何かね」「教授と一緒だった中にもしかしてクドゥン駅近辺に住んでいる方をご存知かと思って来ました」「それをなぜ知ろうとする?」「父の遺品がそこのコインロッカーにありました。父が誰かに会いにそこに行ったのを今になって知りました」「何を言いたいのか理解できないんだが?」 

迷いながらイスが告げる。
「影という拷問官は私の父です」「はい?」

チャン・ヨンヒがイスのことを心配している。
「私です会長・・」「何かな?」「今どこにいらっしゃいますか?」「お客様と会っている。急用じゃなければ・・」「代表が拳銃を持って出かけられました」「なんだと?」「私も良くわかりません。どう考えてもチョ会長に会いに行ったのだと思います」「それで」「会長がご存じの方が良いと思ってご報告を」「わかった」

ホテルのバーでチョ・ウィソンと飲んでいた吉村純一郎が事体を知った。
吉村純一郎に報告をしたチャン・ヨンヒが何かを決意した用に自室を出て行く。

「ビジネスホテルの件はウチのカヤと一緒に進みしましょう。資金は今。集めているところです」
「チョ会長の許可はあったんですか?」「それは心配しないで下さい。もうじきこのチョ・ウィソンが会長の座に就くことになりますからね。くぁつっは!はっはっは!」
愉快そうに笑うチョ・ウィソンを冷静に見つめる吉村純一郎。

チャン・ヨンヒが吉村純一郎のデスクからUSBの一つを取り出した。

チョ・サングクの書斎をオ・ジュンヨンが訪れている。
「キム記者に会ったと話しを聞いた。キム記者が失念して局長に電話したようだな。君には悪いことをした」「お祖父さんが守って下さったと聞いています」「私が一番怖かったのは君が知ることだったんだがそれも全部無駄だったようだ。あんなに頼んでおいたのに局長が失言したようだ」

今となっては空々しい祖父の言葉をオ・ジュンヨンが神妙な面持ちで聞いている。

祖父が自らの手で封筒から写真を出し、孫娘の夫に他人と妻がキスをしている写真を見せた。
オ・ジュンヨンが写真から思わず目を反らす。
「ショックなのはわかる。知りながら君に見せたのはヘウを掴まえててくれるのは君しか居ないからだ。ヘウはキム・ジュンに利用されている。この写真を流したのもキム・ジュン、あいつだ」「確かな証拠があるんですか?」「キム・ジュンと直接通話した。否定しなかった。申し訳ない頼みだが、君がヘウを掴まえててくれ。ヘウは今、私の話しさえ聞かない。別人のようなんだ。私の考えでは君がヘウと一緒に・・へ行って欲しい。目から遠くなれば心も遠くなると言うだろう?今は二人一緒に韓国を離れることが最善だと考えている」「考えてみます」「そうだな。君には本当に面目も無い」「写真は私がいただいて行きます」
オ・ジュンヨンが書斎を出てきた。

書斎の外で待っていたパク女史にオ・ジュンヨンが問いかける。
「ヘウは戻って来てますか?」「あなたが来る前に出かけたわ」「ジュンヨン・・」「お話があるならどうぞ」「今日、イスが家に来ていたの」
驚くオ・ジュンヨン。

黄金のマスクを付けた謎の二つの顔が上を向く・・
「ふぅ!」
「母さん!これだけでいいの?」「おばさんがこうしてたって。もうちょっとね」「はぁ~」
仲良し母子、一連の緊張感を全て破壊する猛烈なインパクト!!
イヒョンに着信
「もしもし~~」「オッパだ」
「っ!」
黄金マスクを弾き飛ばす勢いでイヒョンがソファーの背もたれから起きあがった。
「ちょっと待ってね」横の養母を気にしたイヒョンが自室へと駆けこむ。
「誰からの電話なの?」「え?友達!」「キム係長かしらねぇ~」

「何してた?」「母さんと・・ご飯食べた?」「そりゃ」「でも声に力が無いよ?どこか痛いの?」「あはは・・痛いって。力はチョーチョー有り余ってるよ。」「んふっ!オッパ!私達明日お父さんの所に行こうか?オッパはまだ挨拶してないでしょ?係長が来てくれたら出られるんだけど」「明日はオッパは難しいなぁ」「う~んそっかぁ。じゃオッパの時間がある時に電話して♪」「そうだな」「父さんがすごくすっご~く喜ぶと思うよ。いつもひとりで愚痴ってたから」「うん。退屈だろうけど外出はだめだ。絶対ひとりでは外に出るな。わかったな?」「わかったよ~明日連絡してね」「そうだな、おやすみ」

何も知らないイヒョンを思うイスが天井を見上げ溜息をつく・・

蘇るロバート・ユン教授の言葉。
「ハン・イスさん。どうにも胸に引っかかるのでお知らせすべきかと」「何を・・」「実はハン・イスさんが持ってきた写真と同じ写真を持っていた人がいました」「同じ写真ですって?」「20代後半の男性で影は誰かと聞かれました。もしかして知っている人ですか?」

溜息を付きながら顔を上げたイスが拳銃の入っていたアタッシュケースが閉まっていることに気付いた。
テレビ台の下に手を入れ盗聴器が消えていることを確認したイス。

その時、来訪者を告げるインターフォンが鳴った。

<34分経過 前半終了>
[PR]
by sang-eo | 2013-08-17 23:48 | ☆ストーリー(あらすじ)

韓国ドラマ 復讐三部作「復活」「魔王」に続く「サンオ(サメ)」 ファンによるまとめブログ。  記事が多いのでカテゴリーからお進み下さい。★日本の情報 ☆韓国の情報 @JUN


by sang-eo
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite